彼はDJ。 | 日々日記的小説

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淡々と文字を書き綴る。

アメンバー、読者は受け付けてません。

「LIFE IS MUSIC」第三回が放送された。
前回までは特別プログラム。
今回からが「今後はこんな感じになるよ!」な放送?

ってことで、心待ちにした放送。
作りは、前回までの朗読と音楽という組み合わせと同じ。
朗読の部分が、番組宛に送られてきたリスナーからのメールを
淡々と、それに対してのコメントもなく、ただただ読み続ける。
そして、また、間に何の説明もなく音楽を挟む。
という形式だった。

最初は、まだ、番組が始まる前で、
ロケショーリスナーさんが、楽しみにしています。
という思いを込めたメールが次々と紹介された。

これ、パーソナリティーの彼が、泣かせにきてるのかな?と思った。
みんなの、新番組への期待が大きい。心待ちにしている。
どこか賞賛めいた内容なので、聴いているうちにお腹いっぱい。
なんて気持ちも、頭をかすめて行ったけど

こんなにたくさんのリスナーの想いを、今は一人受け止めているんだな。
と思った。

その次に紹介され始めたのは、1回目の放送のアイスランドの旅行記
「風とマシュマロの国」を朗読した回の感想のメールだった。
それを再度読んで、気になっていたことをメールにしたためてきたリスナーさん。
それの後に、その答えとなる曲を、やはり何の紹介もせずに流した。

そこで、「あ、リスナーのメールも、前回の朗読の部分と同じなんだ」って。
気付いたんだ。

彼のラジオのリスナーさんは、彼の発する言葉のように
とても、美しい言葉や言い回しをする人が非常に多い。
それが、彼の物語のような、旅行記と通ずるものがあるんだ。

リスナーの言葉と言葉を、彼の選曲で繋ぐ。

彼はDJなのです。

旅行記の朗読と、音楽の回は、多くのリスナーさんを旅に連れてってくれた。
そんな感想を寄せる方も多かった。

そして、誰かが「また連れてってください」とメールを締めた。
その後に流れてきた曲。

多分、公式サイトの曲目を見るに
「go do/jonsi」
だと思う。

徐々に疾走していく感じ。
そして、このタイトル。

この曲を聞いた瞬間
今まで紹介されていたメールの時間、続々と「LIFE IS MUSIC」という名の舟に
乗り込んで行って、今、出向したんぢゃないかっていう感覚を味わった。

その後は、リスナーの言葉の後に、どんな音楽がくるのかが
凄く気になった。


私にとって、特別なプログラムだった第一回と、第二回と
最終的には同じような感覚で聴くことができた。

次回も、彼はどんな言葉に曲を乗せるのかな。
とても楽しみです。


ラジオのサイトで、彼のメッセージを読みました。

『みんなの声がミュージック☆☆』

やはり、彼はDJでした。